さいたま市立別所児童センター

評価概要

基本調査票
評価結果詳細

特に評価の高い点

「多様なプログラムを・異年齢で・自由に」楽しめる環境を設定しています
乳幼児対象の年齢別「親子ひろば」、静と動の双方の遊びができるよう玩具や図書の設置、子どもたちの投票で当日の活動内容を決めるセレクトタイム、家庭ではなかなかできない製作活動、ドッジボールをはじめとする運動等々多様なプログラムが用意されています。これら活動に対して異年齢で交流できることが児童センターとしての大きな強みとして認識し、注力がなされています。
安全・安心に活動できる場が提供されています
児童センターサービスマニュアル・危機管理マニュアルなど業務の標準化・利用者が守るべきルール作りなど安定した法人の管理・指導のもと利用者が安全に過ごすことを第一とした運営が貫かれています。限られたスペースを活用し、乳幼児の専用エリアの確保、児童の長期休暇期間中の利用時間帯の棲み分け、ランチ利用などがなされており、利用者が自由に活動できることを保障しながらも声掛けや掲示の方法を検討し、すべての利用者が楽しめる環境となるよう取り組んでいます。
様々な交流をもとに地域との相互関係が築かれています
放課後児童クラブを併設しており、講師派遣・スペースの貸し出し・隣接する公園の清掃、子育て支援事業・相談事業、老人福祉センターへの訪問等々により地域との交流がなされています。また本の読み聞かせ、幼児リトミック等専門的な技能をもったボランティア団体からの協力も得ています。地域との相互関係が築かれており、地域から親しまれる存在として児童福祉への貢献に取り組んでいます。

特にコメントを要する点


利用される方々の意見を反映しながら、地域住民の方々に自由に活動してもらえる場として様々な配慮をもって運営がなされています。本評価を通じて挙げられた目標や課題についても改善への熱意として理解することができます。
●広範囲に向けて認知度や活動を知らせる広報の充実
●スポーツ大会の開催、小学校からの継続利用等による中高生世代の利用機会増
●実習生、中学生職場体験等の受け入れを継続し児童センターへの理解を高める
●職員配置、修繕、清掃等環境の更なる充足


第三者評価結果に対する事業者のコメント


今回、第三者評価を受審したことにより、客観的な視点から当施設の課題が明確になり、施設運営にとって貴重な指針となりました。
 今後も、利用者や地域の方々と共に、児童の健全育成・地域の子育て支援の拠点となるよう運営していきます。