◇特に評価の高い点
＊利用者本位の支援提供のため、職種・階層が連携を図っています
看護・介護・機能訓練・栄養の各職種は、カンファレンスを中心に利用者の変化や状況を共有しており、話し合いを通して支援の最適化を図っています。また職員会議後には、確認部会を開催し、職員への周知や反応について検討と確認するシステムが構築されています。事業所全体としての一体感を保ちながら利用者本位の支援が提供されるよう取り組んでいます。
＊グリーンヒルうらわ祭りの開催等地域交流に注力しています
幼稚園・学童クラブ・ボランティアとの交流を通して地域との親睦を深めており、栄養・機能訓練等の専門的知識を活用した地域貢献にも努めています。デイサービスセンター、ケアハウス等が複合する施設は各事業所が協働して社会資源としての役割を果たしており、隣接する病院や法人内他事業所とも連携し、地域の福祉への貢献に邁進しています。グリーンヒルうらわ祭りを開催するなど趣向を凝らしながら交流を広げています。
＊ケアプランに沿い、利用者一人ひとりを考慮した支援実施に取り組んでいます
ケアプランに定めた事項は週ごとに一覧表にしており、支援・活動を実施した際には、経過記録にその旨を記載しています。ケアプランに基づく支援と一人ひとりに沿った支援が実施されるために工夫された取り組みがなされています。また帰宅にあたってのプログラム改訂・各居室へのしおりの設置など細やかな配慮が当施設の丁寧な支援を表しています。本評価に伴う利用者調査においても優しい職員への賛辞が数多く聞かれました。
◇特にコメントを要する点
併設施設、法人、行政との連携により課題の抽出、長期を見据えた計画立案など着実・確実な運営がなされています。 本評価を通して①侵入者対策としての防犯カメラ設置・災害マニュアルの改訂、②経過記録と介護日誌の重複事項整理による省力化、③以前喫茶室として使用していたスペースの認知症カフェとしての活用などが分析・検討されています。 他施設同様、人材不足の解消、建物の老朽化は大きなテーマとして施設全体で認識されており、法人・行政と連携し、改善への継続的取り組みが期待されます。
◇第三者評価結果に対する事業者のコメント
今後も、利用者様の安心・安全を第一に更に質の高いサービスを全職員が一丸となって、提供できるよう施設の運営計画に基づき努めてまいります。