うきま絆保育園

評価概要

法人名
社会福祉法人絆友会
評価期間
2020年3月9日~2020年9月8日
事業者の理念・方針、期待する職員像
事業者が特に力を入れている取り組み
組織マネジメント分析結果
サービス分析結果
利用者調査結果

特に良いと思う点

家庭的な保育、透明性のある運営により子どもが健やかに育つ環境を提供しています
少人数担当制を敷く中、職員間での連携・留意する指導により、限られたスペースを最大に活かし、家庭的な雰囲気のもとで好きな遊びや活動が楽しめる環境が提供されています。また透明性のある運営を標榜しており、うちに閉じこもらず、外部に開かれた運営を目指し、ICTの活用・積極的な広報により法人・園・保護者が一つの方向性を見つめて進めるよう展開しています。
子ども一人ひとりの違いや目標を認識し、主体的な活動に取り組んでいます
子どもの主体性を育てられるよう一人ひとりの好みや発達に適した玩具を配置するよう努めており、職員が遊びに誘い、遊びこむ空間と時間を作り出すよう取り組んでいます。「子ども一人ひとりの個人目標を見極めながら・子どもの発達の違いに配慮しながら・職員の思いを込めながら」子どもたちが主体的に活動できるよう努めています。「子どもにとってわかりやすく・心地よい空間」をテーマとしており、生活スペースとの分離・衛生の確保・動と静の双方の活動・居場所の保障・興味と発達への考慮を意識して行うことを目的・目標としています。
園の方針・保育への賛同が実り、新たな形としてスタートがきられます
3歳児以降の継続した保育の希望・園の保育方針への賛同の声が多くの支援者から寄せられ、その要望を受ける形にて来年度からは幼児の受け入れも含む認可保育園としてスタートがきられる予定となっています。ICTを活用した積極的な広報・離職率の低さに表される職員の定着・子ども第一主義による安定した運営等々への賛同は、本評価の各調査を通じて理解することができます。

さらに改善が望まれる点


近隣小学校との連携など地域への密着を推進する意向をもっています
来期からは幼児の受け入れ・認可保育園としてのスタートが予定されており、処々の準備が進められています。「近隣小学校との連携」・「高齢者施設への訪問」、「絵本の読み聞かせなどのボランティア受け入れ」、「夏祭り等地域行事への参加」を行っていく意向をもっており、これらの推進により更に地域に密着した施設となっていくことが予想されます。
職員の距離感の維持・園全体で子どもを見る意識の醸成を目標としています
チームワーク・職員間の関係性の良さが本園の最大の特長でありますが、業務時間中の職員の距離感については今後も留意していく意向をもっています。また担任職員以外の職員についても情報を把握し、「園全体で子どもを見る」・「担任職員がいない場合でも同様の活動・報告をする」ことを目標としています。
カリキュラム会議の充実・園内行事の発展を検討しています
カリキュラム会議により活動や方針の変更などが話し合われています。カリキュラム会議については、始められたばかりであり、内容や検討事項について更に日々の保育に反映していくことを目標としています。また行事を楽しむことと日々の保育を大切にすることを両立させることを主眼としており、園内でできる行事について職員からのアイディアを集約し、発展させていくことも検討しています。