あさしがおかアンジュこども園

評価概要

基本調査票
評価結果詳細

特に評価の高い点

希少な認定こども園として専門性の発揮を地域貢献に結びつけています
園長会への参加、町内会との連携などを通して地域ニーズの把握に努めており、市内に2園しかない認定こども園として専門性の発揮を地域貢献に結び付けるべく取り組んでいます。子育てサロン・園庭開放・子育て相談事業の実施、法人として学童クラブ、地域小規模保育所、認可保育所を集中した地域に開設するなど地域に資する展開と実践がなされています。
養護と教育の一体的展開に対して計画と検証がなされています
英語やリトミックなど外部講師を招き、楽しみながら学べる環境が整えられています。また子どもの疑問に対して体験を通して学ぶ、集団生活の中で自分を主張できるよう場面設定をするなど養護と教育の一体的展開に対して計画と検証がなされています。幼児だけでなく、乳児に対しても子どもに選択を促すような言葉がけとなるよう留意するなどその注力を理解することができます。
参加型の取り組み等を通して保護者の保育への理解を深めてもらえるよう取り組んでいます
「パパママ参観」と題された参加型の場が設けられており、保護者が日々の保育に対して理解できるよう積極的な取り組みがなされています。また連絡帳でのやりとり・アプリケーションでの発信を通して家庭との情報共有が図れるよう努めており、懇談会・保護者参加などを通して信頼関係の構築にあたっています。

特にコメントを要する点

全体的な計画・教育課程・年間指導計画により詳細かつ具体的な目標が立てられており、5つの年度の重点目標を掲げ、取り組む課題の明確化がなされています。本評価を通じても下記の課題と目標を抽出しており、実践が期待されます。

●若年層職員の採用と育成、パートタイマーの補充
●法人独自の福利厚生制度の創設による育児・介護中の職員へのサポート拡充
●トイレ使用時の性差への配慮、就学に向けた準備
●運動機能や生活習慣などを考慮した活動のさらなる検討


第三者評価結果に対する事業者のコメント

 今回は、こども園に移行してから初めての受審となりました。
 コロナ禍で、行事や活動が制限されたり、職員の配置が難しかったりする中で、保護者や職員がどのように当園を見つめ、どのような思いを持っているのかを知り、第三者の方が入られることによって、公平な目で当園の課題を見出すことができました。
 この評価を受けて、一喜一憂するだけではなく、保育指針や幼稚園指針をふまえた上で、今回明確となった課題に真摯に取り組み、進化できるよう尽力していきたいと考えます。
 また、当法人理念の「地域のお子様・保護者・職員みんなが輝ける園」となるよう、頑張ってまいります。