ホームクラリスさんせい

評価概要

法人名
株式会社ソーシャルケア
評価期間
2022年1月285日から2022年5月25日
事業者の理念・方針、期待する職員像
事業者が特に力を入れている取り組み
サービス分析結果
利用者保護に関する項目
利用者調査結果

特に良いと思う点

日常生活支援型共同生活援助として一つの答えを導き出しています
医療機関、相談支援事業所、行政、地域の店舗などと関係を構築しており、就労事業所・活動の紹介などを通して利用者が望む生活に対して協働するよう努めています。開設より医療依存度の高い方々の入居、特別支援学校との連携など先進的取り組みがなされており、「地域の一員として生活するとは何か」について日常生活支援型共同生活援助として一つの答えを導き出しています。
利用者の気持ちや表出しない意見を支援に反映できるよう努めています
サービス管理責任者を中心に個別支援計画の策定がなされており、利用者の気持ちや表出しない意見を支援に反映できるよう努めています。独自の支援資料作成、利用者個別の支援、特性を考慮したケアが実践されるよう仕組みが構築されており、半年ごとの利用者との個人面談実施を中心に利用者の意向把握・支援方法検討にあたっています。
自立への促しとコンロトールのバランスを図るよう配慮しています
利用者の能力発揮を主眼として支援にあたっており、利用者のできることを奪わないよう心がけたサポートに努めています。また生活において役割分担をしており、職員がサポートしながら利用者の特性にあった手伝いをするよう取り組んでいます。利用者の主体性をこころがけ、自立への促しとコンロトールのバランスを図るよう配慮しています。

さらに改善が望まれる点


知識の研鑽、技術の向上を目指し、機会の拡充を図る意向をもっています
職員間の風通しが良くなるよう努めており、わからないことは相談できる環境となるよう取り組んでいます。医療依存度の高い利用者が多いことから今後は医療知識の研鑽、身体介護技術の向上、細かなことに気づく観察力の養成を目標としており、その機会の拡充を図る意向を持っています。
災害対策について具体的課題を認識しています
特に自然災害が多い地域ではないが、社会資源が集中する特性を活かしながら地域と連携した災害対応に取り組んでいます。BCP(事業継続計画)の作成、備品や備蓄の整備、災害時の電源確保等を課題として認識しています。
全職員による全利用者の把握、更なる確実な伝達を目標としています
毎朝の申し送り時に利用者の情報を共有しており、日々の変化に対応できるよう取り組んでいます。またソーシャルネットワーキングシステムの活用、支援ソフトの利用、記録用紙や情報共有ツールの使用によりタイムラグなく情報を共有しています。全職員による全利用者の把握を掲げており、更なる確実な伝達を目標としています。